雑に読んだ漫画感想2 「ものつく~手作り生活,はじめました。~」

第二回ヒマだったので読んだ全巻無料漫画感想
今回読んだのは「ものつく~手作り生活,はじめました。~」

https://www.sukima.me/book/title/comidia0000002/

※何故かスキマだとラスト2話は読めなかったので、amazonで買って読みました。
 合わせて220円程度なので良かったら是非。
 kindle unlimitedに入ってればそれでも読める模様。

あらすじ(↑より引用)
桧由(ひより)は東京生まれ東京育ち、広告代理店に勤める25歳。仕事に追われる毎日を送っていた彼女は、久々の連休を利用し、長野に住む親友を訪ねる。そこには豊かな自然と温かい人々、ちょっぴり不便なスローライフがあった。息苦しい東京の暮らしを捨て、田舎に移り住むことを決意した桧由だったが、彼女を待っていたのは、ボロの借家と身の回りの家具を一から作る“物作り生活”…都会っ子のDIYな田舎暮らしが始まる!

 

こういう都会人が田舎に放り込まれる系漫画って結構好きなんですよね。
パッと出てくるのは「じゃじゃ馬グルーミングアップ」や「ばらかもん」とか。
前回紹介した「マジャン」もその系統と言えなくもないか…

田舎暮らし漫画をバッサリ分ける要素として、ドロドロした部分をどこまで描くかという部分があると思いますが、この漫画は基本的にはぱっと見は殆ど描かれず主人公が素直に受け入れられてストレスなく読み進められます。
ただ、よくよくちゃんと読んでみると、元々の住民側にちょこちょこ因習…という程じゃなくとも田舎ならではの「圧」に飲み込まれた姿がチラホラ見えて、それが良いスパイスになってるんですよね。(特に主人公の親友。)この闇の匙加減が絶妙で、ほのぼの田舎ライフの体を守りつつも、それはそれで感じる違和感を上手く消してくれている様に感じます。

全体的なストーリーとしてはちょっと気合が入ったDIYを軸として日々の暮らしを描く日常系漫画ではあるんですが、キャラクター毎に過不足無いバックボーンがきちんと描写されており、またストーリーにも「家を直す」という目標が設定されて筋が通っており、終わり方も完璧。
夢中になるという程では無い物の、終始「もっとこうすれば良いのに」的な感じにならず最後まで読み切れて非常に爽快な読後感を得られました。

単行本にすれば3巻程度でサラッと読めるので、暇な時には是非。

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