予約まで
思い返すは去年3/20全人類兎化計画ライブでの発表。
自分は様々な活動を含めたvtuberとしての最推しはマリン船長なんですが、実は純粋にキャラクターとしてみるとぺこらが一番好きだったりします。
そんなぺこらが、これまた俺が好きな和装、それも本物の生地を使用した着物を実際に着せたフィギュアが発売とあって、正直この時点で「あ、買うんだろうな」と言う予感はありました。
ただ20万という値段、そしてこの時点ではそもそもフィギュアと言うものにそれほど興味は無く、推しのグッズという事である種ノリで注文したマリン船長フィギュアが届くのを待っているという状況で、一度頭を冷やし様子見に回ります。
その後間もない1月末、ついに一年越しのマリン船長フィギュアが着弾。こちらの詳しくは過去記事に譲るとして、その圧倒的なクオリティ(実際船長を知らないフィギュアガチ勢のレビューでも絶賛されてた模様)にひとしきり驚かされた後、自分の頭の中にある思いが宿ります。
「ぺこら日本人形20万って安くね…?」
気が付いたら口座残高が20万減っていました。
そんなぺこら日本人形、正式名「吉徳×デザインココ ホロライブ 兎田ぺこら -#全人類兎化計画- 日本人形 1/4スケールフィギュア」が本日ついに到着!
当初の予定は12月末でしたが、まあフィギュア界隈では2か月の遅延など誤差みたいなものらしいので良しとします。
開封!
到着時点ではこんな感じのデザインココ仕様段ボールで到着しました。
ちなみにサイドに商品名がバッチリ刻まれているので中身はモロバレです。手書きの番号が通番だとすると、私は最終日2日前に発注したので大体500個弱位売れたんでしょうか。
段ボールを開けるとこんな感じ。兎をあしらった和テイストあふれる箱になっています。側面には実際のフィギュアの写真が申し訳程度に載ってはいますが、至ってシンプルで高級感の演出を狙っていそうな感じ。
マリン船長フィギュアの箱と並べてみます。でっか…
中身を取り出したところ。もうこの時点で着物の質感に圧倒されます。そしてどんちゃんの謎の存在感。
ぺこらサイン入り台座。
フルカラーの気合の入った組み立て説明書も同封されています。
組み立て!
早速組み立てに入ります。…予め言ってしまうと実はここ結構苦労しました。やる事自体は数点のパーツを組み付けるだけなのですが、ワンミスで20万&1年待ちが吹き飛ぶと思うと慎重にならざるを得ません。
特に苦労したのが以下4点。
①…首のカバーのマスキングテープ
繊細な指先の直近にあるため力をかける訳にもいかず、さりとて当然カッターなども使えない為切れ目から慎重に慎重に剥がしていくしかなく…なかなか大変でした。
②…足元を台座にはめ込むところ
これ、最初寸法ミスを疑う位全然足と穴の位置が合わなかったんですね。ただ、説明書通り最初に左足を合わせてから少し引っ張ってやると上手くはまってくれました。組み立て作業中一番不安だったところ。
③…頭のはめ込み
これもそれなりに力をかけてはめ込まなきゃいけないんですが、頭とさっきの指が滅茶苦茶近接してる上に持つ場所が鼻ぐらいしかない為、マスキングテープ剥がし以上に慎重な作業を要求されました。
④…出血
これはモノではなく俺に起因する極めて重大なインシデントなんですが、どうもシュリンクか段ボール開封中に指を軽く切ってしてしまっており血が滲んでたんです。
幸い実際に着物部分にタッチする前に気づけたんで手袋を購入に走って事なきを得ましたが、万が一付着していたと思うと目も当てられません…フィギュア界隈では当然かもしれませんが、組み立て時は手袋の装着を強く推奨します。
次点で右腕としっぽのカバーでしょうか。右腕は着崩れ防止の未塗装品がついているので交換する必要があるのですが、着物の袖を結構しっかりめくりあげる必要がありました。
しっぽカバーはどうやって結んでるの!?と驚くほど訳のわからないところで結ばれてるので解くのは無理そうです。ハサミで慎重に切り開けましょう。というかそもそも組み立てあがって写真撮るまでここにカバーがついている事に気づかなかった。
これからと言う人は取扱説明書は熟読し、手袋装着の上、慎重に慎重を重ねて組み立ててください。
完成!
そして完成したのがこちら!
値段が値段な事もあってか凄まじいクオリティですね。Xでも書いたんですが、タダでさえ驚異的なクオリティだったマリン船長1/7フィギュアを、クオリティそのままに1/4のサイズにして本物の着物を着せたという感じ。
正面
目線を貰う感じ
後ろ姿、実はこの着物のボリューム感を実感できる後ろ姿がかなり好きです。
着物の質感。
本物の生地を使用とは言え正直もう少しチャチな物が来ると想像してました。
小物も綺麗で素人に気付けるような塗装ムラは全くありません。
何気に野うさぎの全く歪み無い球状の顔がここ好きポイントの一つ。
扇子の金色は塗装じゃなくて箔押しっぽくなってますね。
野うさぎ柄の高下駄。細かい柄にも関わらず奇麗にプリントされています。
兎柄があしらわれた黒い帯も華やかな着物との対比で凄く映えてます。
顔のアップはこんな感じ。
これは完璧に兎田ぺこらです。何を当たり前の事を、と言われるかもしれませんが、最近Xに流れてくるようになったフィギュアの広告を見るとお高いフィギュアでもそこそこの確率で「君なんか顔違くない…?」ってなる事があるんですよね。
最近感じた中だと例えばNIKKEのモダニアとか。
その点これはもうどこからどうみてもちゃんと兎田ぺこらで、また単純な顔の形だけでなく、明るく楽しげでちょっとイキり成分が入ったこの表情も自分の中の兎田ぺこら像に完璧に合致しておりもう本当に文句の付け所がありません。
最後に事前に購入しておいたケースに入れての完全体鑑賞仕様がこちら。
うーん、威容。
試しにフィギュアケースにも入れてみたのですが、やはりこの造形だと日本人形ケースが映えると感じました。
ちなみに質問もあったので出しておくと、購入したケースはこちらになります。
このサイズだと台座を少し右に寄せると空いたスペースに名前プレートが綺麗に収まりますが、台座をドセンターに置きたいのであればもう少し横幅が広い物を買っても良いかと思います。スカスカ感とのトレードオフになってしまいますが。
また、自分は木目の温かさが欲しくてこの色にしましたが、黒塗りの引き締まった感じも映えると思うのでそこはお好みで!
家に帰ってきてこれが鎮座している姿を見ると所有欲が満たされるのを感じます。家宝として愛でていきたい、大変良い買い物でした。
おまけ
家に転がってたロゴアクスタでスーパーロボット大戦に参戦させてみました。
流石にこのサイズだとロゴが小さいか…!
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