ガルパン最終章 第二話 ネタバレ満載感想

ガルパン最終章第二話、ただでさえクソ面白い上に展開が俺にクリティカルヒット過ぎた

ガルパンはいいぞ

だけでは抑えきれない熱さをどこかに吐き出したいのでここに書きます。

 

ネタバレ一切配慮してないのでまだ見てない人はバック推奨。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、初めの1分ちょっとでわかる第一話振り返り
柚ちゃんが会長を呼び捨てにしてるところ開幕数十秒でああ^~ってなってしまった
実際には第一話で呼び捨てにはしてたんだけど、あらすじ解説のタイミングでやられるとまた感じ方も変わってくるんですよね。

そしてBC自由戦の続き。
ここは正直ある程度予想通りの展開を綺麗に進めてくれた感じですね。
BC自由両組の協力が表面的なものというのは結構な人が予想してたんじゃないでしょうか。でも、そこを突くアイデアを秋山殿にさせる事で汚名返上させたのは素晴らしい展開。
ていうか秋山殿の有能さアピール半端ないですよね最終章。失敗しても直ちに割り切って冷静に現状分析を行うあたりほんと有能of有能

あと、マリーの描き方も素晴らしかったです。
常にマイペースを崩さないあたりはダージリンと被る所があるんですけど、基本的に紅茶シバいてるダージリンと違って結構コマゴマと動くんですよねマリーは。そんでそれが一々美しい。ガルパンはワンモーションに表現を詰め込む技術がめっちゃ高いというのは前から感じてたんですが、その極致みたいな存在でした。
最終的に再度の内部分裂が発覚して顔面崩壊して焦ってたのは、ダージリンよりやや底が浅い所が見えたり、路線が同じ二人をしっかり差別化させてたのが非常に印象的でした。

最後は結構大洗の戦車も落とされてたけど、アレはもう詰みのシーンなんでしょうね。無理にピンチを演出せずにちゃんと実力差を見せつけて順当に勝っていくの、良い感じです。

からの幕間。
ヒルさんチームと福ちゃんの交流が激エモ
劇場版から福田がアヒル殿アヒル殿ってついてって戦果挙げまくるシーンはかわいさの極致みたいなとこだっただけに、この組み合わせのその後を垣間見せてくれたのはとても嬉しい。
第一試合の他の結果シーンは短いながら色々詰め込まれてたけど、青師団高校が全部もってった感じ。

で、一番話したかった知波単学園戦。

元々知波単って錬度はクッソ高い事が結構描写されてたと思うんですよね。
いくつか例を挙げると

・圧倒的に不利状況を取られてるにも関わらず、フラッグ車に肉薄する所までは持って行った黒森峰戦
・恐らくダージリンが考えた劇場版大洗混成チームにおいてゲスト枠最大の車輌配分
・大学選抜と同等レベルに統制がとれた一斉射撃
・アヒルさんチームの指揮下に入っただけでパーシング連続撃破
など。

そんな知波単が退くことを覚えてしまったらどれ程の実力になるかはガルパンでも屈指の見たい展開だと思うんですが、それを全開ど真ん中ストレートでやってくれたのが今作。そりゃアガります。

元々劇場版で戦術を使いこなす片鱗を見せてた福田が中心となって、まあそうなるよな、という方法で遠距離、索敵、後退などを使いこなして大洗を翻弄するシーンはアツいが過ぎる。
大洗の攻防の要になるポルシェティーガーがあっさりやられたのは、相当やべーんじゃないのこれ感が半端なしでした。

後、劇場版ライクな作戦で劇場版と同じBGM使ってきたのはかなり高まる演出。あ、あれやるのか!という所がファンなら一発でわかるという

そんな主役みたいな活躍をしている福田の裏で、西隊長は序盤結構見守りポジションを維持してましたね。元々西さんって結果としての勝ち負けへの拘りが作中でもトップクラスに薄くて、みんなが思い通り敢闘できればそれに越したことはないって立ち位置を感じてたんですが、
大洗との対戦前挨拶で「勝てないまでも」みたいな事言っちゃうあたり、その辺明確に書かれてた感じありました。(ちなみにここでのみほの返答、一見西隊長を鼓舞してるように見えながらナチュラルに知波単見下してませんでした…?)

そんな西さんがラストシーン、追い込まれて皆が最後の突撃しようとする中、ガチで勝ちを拾う為に次に繋げる指示を出すシーンはもう言葉にできない、これじゃ、ワシゃあこれが見たかったんじゃあ…感

 

総じて、今回のガルパンは本当に一年半待たせた期待にこれ以上なく答えきった名作素晴らしい作品だと思います。
身近でアニメ見るのにガルパン未修の人がいたら、いい機会なので引き込みましょう。アニメ好きなのにガールズ&パンツァーというコンテンツをスルーするのはあまりにも勿体なさすぎる、そんな事を改めて実感させてくれた最終章第二話でした。
少なくとも後2回位は見たい。