マリオカート ツアーのガチャの仕組みについて

ついに配信開始したマリオカートツアーですが、ガチャの仕組みがちょっと特殊な物だった為、少し解説してみます。

 

マリオカートツアーの課金ガチャである「ドカン」は、簡単に言えばボックスガチャをやっています。
これだけ聞いてああそういう事かってわかった人はあえてこの記事読む必要は無いです。

 

さて、一般的なガチャと違い、なにやらコマゴマとした注意事項に加え、見覚えの無い「リセット」という機能があるマリオカートのドカンですが、

結論から言うと、「リセットをうまく使いこなせないと大損する」可能性があります。

イマイチピンと来ない場合は是非この記事を読んでみて下さい。

 

まず、ボックスガチャという形式が一般的なガチャとどう違うかを解説します。
最初は話を簡単にするため、とにかく何でもいいからURを引きたいと思っている事とします。

まず中に100個の玉が入った箱をイメージしてください。
この玉にはそれぞれレア度が書いてあり、URが6個、レアが20個、ノーマルが74個入ってます。

ガチャを回す事はこの箱の中から一つの玉を取り出す事になるのですが、一般的なガチャは一回引くごとにその玉を必ず箱の中に戻します。その為、URを引く確率はいつでも6/100、つまり6%になります。

ところが、マリオカートのガチャはこの玉を戻しません
例えば10回引いて全部UR以外だったとすると、残った玉は90個、そのうちURは6個全て残っているので、次の一回でURを引く確率は6/90、約6.66…%に上昇します。

しかし、逆に最初の1回で見事URを引いた場合、次の1回でURを引ける可能性は5/99=約5.05%にまで大幅にダウンします。

極端な話を言えば、最初の6回でURを全て引ききってしまった場合、そのあとの94回ではURが出る確率は0です。絶対に出ません。

ここで出てくるのがリセットという機能で、これは箱の中身を100個入った最初の状態に戻してくれます。
また、6/100から再スタートです。

その為、とにかく「なんでもいいからURが欲しい場合」はURが出る度にURが出現する確率を計算して、6%を下回っていたらリセットするようにしましょう。

 

ただし、実際にはこのURの6個の玉は、ピックアップのキャラ、マシン、グライダーがそれぞれ1つ、ピックアップ外のキャラ、マシン、グライダーがそれぞれ1つ(どのキャラかは決まっていない)に固定されています。

その為、URのキャラが欲しい、ピックアップの何かが欲しい等といった、具体的に欲しいものが決まっている場合、単純に6%以下でリセットとはいかない場合があります。

例えば、80回引いてポリーン以外を全て引いていた場合、URを引く確率は1/20=5%ですが、URを引ければ必ずポリーンが当たります。さらに言えば、20回引けば必ずポリーンが引けます。ポリーンが欲しければ、確率は低くてもリセットせずに引き続けた方が良いです。

逆に、URが引ける確率が6%より高いのにリセットした方が良い場合もあります。
例えば、20回でホネクッパだけしか引けなかった場合、次の1回でURを引ける確率は5/80=6.25%と最初より高くなっていますが、それ以後のガチャではどれだけUR確率が上がろうとリセットするまで絶対にメタルマリオ、キノピーチ、バンドマリオは引けません。ピックアップや、マシン、グライダーがそれほど欲しくない場合、早めにリセットしてしまうのも一つの手です。

このあたりの押し引きは本当に自分の判断になるので、ボックスの中身を見極めて、適切にリセットを使っていきましょう。

 

ちなみに、残りのボックスの中身はショップの中のドカンの「くわしく」から確認ができます。

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この場合、箱の中身は全部で96個、URは5個の為、確率は5/96=約5.2%。

リセットした方が良さそうですね。